2013年12月02日

印章?印鑑?印影?

こんにちは、青木印房です。

12月になりましたね、忘年会シーズンになり年末年始までしっかり体調管理しないといけませんね。
さて、今回は印章?印影?なんだろうの話です。
印章?印鑑?印影?


↑「印章」とはハンコ自体
彫刻済みのハンコ自体のことを「印章」といいます。
正式にはこれを印鑑というのは間違いです。
しかし一般的にはこれが「印鑑」として通っているので、印鑑と言っても問題ありません。(当店ももちろん印鑑という言葉を使います)

印章?印鑑?印影?



印影」とは印章を紙に捺印したもの(↑見本帳です)
印章を紙などに捺印(なついん)したものを「印影」(いんえい)といいます。
印鑑登録した実印でも、書類に捺印したものは「印影」です。

印鑑」とは登録し保存してある印影
特定の個人または特定の法人のものであることを証明するため、
印影を官公庁などに登録し、保存してあるものを「印鑑」といいます。
実印や銀行印の、官公庁や銀行に保存してある印影のことです。

長い歴史の中で印影としての印鑑が、印章(ハンコ)そのものを指す言葉に変化し定着してきたからです。
一般的に印鑑の一言でわかると思いますが、こういった違いもあるんですね。


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Posted by 青木 一晃  at 14:51 │Comments(0)印鑑の豆知識

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